プロフィール

執筆風景

昭和2年、東京府北豊島郡日暮里町谷中本(現在の荒川区東日暮里6丁目)で生まれ
平成18年(2006)、79歳で逝去

荒川区では空襲で家が焼失するまでの18年間を過ごした。

学習院大学在学中に執筆活動を開始。
昭和41年(1966)に「星への旅」で太宰治賞を受賞、同年「戦艦武蔵」を発表し話題となる。
純文学のみならず、戦史・歴史・医学・動物など幅広い題材を扱い、入念な取材をもとにした作品を数多く執筆。
太宰治賞、菊池寛賞、吉川英治文学賞、大佛次郎賞をはじめ数々の文学賞を受賞し、4度芥川賞候補となる。

平成16年からは日本芸術院第二部長を務められるなど、日本の文学界に多大な功績を残した。

平成4年(1992)荒川区区民栄誉賞を受賞。

主な作品に、「星への旅」、「三陸海岸大津波」、「戦艦武蔵」、「ポーツマスの旗」、「破獄」、「彰義隊」など。