八幡神社(尾久八幡神社)

尾久図書館のほど近く、都電荒川線宮ノ前の停留所の前に鎮座する、地域の信仰を集める神社です。
毎年、8月の第一土曜・日曜には例大祭が行われます。

社殿

境内敷地およそ千二百六十五坪。祭神は応神天皇で、相殿に経津主命、伊邪那美命、天照皇大御神、天御中主神、倉稲魂命を祀(*1)る。創建年は不詳であるが、今からおよそ五百七十年前の、至徳二年再建の棟札が存するによつて、すくなくとも、その以前から当地の鎮守として勧請されていた御社であることがわかる。

『新修荒川区史 下巻』p.1053より)

*1 原文は「ネ(しめすへん)」に「己」

狛犬

提灯

八幡神社は鎌倉時代の創建と伝えられる。また、至徳二年(一三八五)の棟札も伝わっており、『新編武蔵風土記稿』では上・下尾久、船方三村の鎮守としている。

『荒川区史 平成元年版 上巻』p.1534より)

神社と都電

所在地
東京都荒川区西尾久3丁目7-3

最寄駅
都電荒川線 宮ノ前停留所すぐ
日暮里・舎人ライナー 熊野前駅徒歩5分

神社遠景