保護者のかたへ

区立図書館では、「荒川区子ども読書活動推進計画」に基づいて、様々なサービスや事業に取り組んでいます。

各図書館に、絵本や紙芝居、読み物、調べものに役立つ本など、あかちゃんから小学生までのための資料をそろえています。

子どもの本に関わる方のために、読み聞かせや児童書についての研究書をそろえています。(中央図書館には、1Fえほん館に児童文学研究のコーナーがあります)

各図書館では、季節に合わせたテーマ展示などを設置しています。

ぜひ、お子さんと一緒にご利用ください

各図書館の児童書のフロアでは、気兼ねなくお子様とおしゃべりしたり、読み聞かせしたりすることができます。

各図書館には児童サービス担当の図書専門員がいます。年齢に合わせた本、読み聞かせのための絵本、おすすめの本を教えて欲しいといった、読書に関するご相談にお応えします。子どもの本に関することで、わからないことがありましたら、お気軽にお尋ねください。

図書館利用カードは、0歳から作成することができます。お子さんご本人と一緒にご来館の上、PDF利用申込書をご提出ください。中学生以上の方は、生徒手帳や健康保険証などご住所を確認できるものが必要です。

あらかわベビーステーション

図書館は「あらかわベビーステーション」(乳幼児連れの方がお散歩中などに気軽にご利用できる施設を荒川区が認定したものです)に認定されています。

館内にオムツ換えや授乳のためのスペースを備えており、乳幼児連れの方にもお気軽にご利用いただけます。また、あかちゃんをベビーカーに乗せたまま利用できるよう、エレベーターやスロープなどを設けています。

階段など移動しづらい場合は、職員がお手伝いしますので、お気軽に声をおかけください

バリアフリーについて「障がいのあるお子様向けの資料があります」

点字付き絵本や布絵本、大活字の児童書、ピクトグラムのあるLLブックなど、通常の活字による読書に支障あるお子さんでも利用しやすい資料をご用意しています。
文字の大きさや音声での読み上げなどを調整できるデジタル資料「デイジー図書」の貸出も行っています。

詳しくは「図書館利用が困難な方」のページをご覧ください。

荒川区子ども読書活動推進計画

子どもの読書活動は、子どもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことのできないものです。

荒川区では、子どもが本の「楽しさ」を生涯持ち続け、自ら進んで読書に親しめるような環境を整えるため、子どもの読書活動推進に関する施策を策定し、様々な取組みを行っています。

詳しくは第4次子ども読書活動推進計画をご覧ください。

おたのしみ会

詳しい日程は「イベントカレンダー」のページをご覧ください。

おたのしみ会とは

子どもが本と出会い、本に親しむことができるよう、さまざまな行事を開催しています。

絵本や紙芝居の読み聞かせ「ろうそくでおはなし」などのおはなし会のほか、映画会などの通年行事をはじめ、体験型おはなし会、七夕・クリスマス会など季節に合わせた行事を実施しています。

0~3歳のためのおはなし会

0歳から3歳まで乳幼児とその家族を対象としたおはなし会です。

同じ年齢のお子さんと一緒ですので、泣いたり声を出したり、少しぐらい歩き回っても大丈夫!のびのび楽しむことができます。

絵本や紙芝居の読み聞かせはもちろん、パネルシアターや手袋人形など、年齢に合わせたプログラムをお届けします。お子さんとのスキンシップをとる楽しみを味わえる「わらべ歌」や「手遊び」「ふれあい遊び」も行います。楽しい時間をお過ごしください。

なお、ゆいの森あらかわと南千住図書館は、年齢別に0~1歳と2~3歳の回に分けています。

0~3歳のためのおはなし会の様子。大きな絵本を読み聞かせ、たくさんの親子が楽しんでいる。

ろうそくでおはなし

ろうそくの明かりの中で語られる素話(すばなし)を聞くおはなし会です。3歳以上から小学生が対象です。

素話とは、昔話などの物語を、語り手が全て覚えて自分のものとし、本などを見ないで語るもので、ストーリーテリングとも呼ばれています。

耳で聞くお話は、目の前に絵が無くても、子どもたちは想像しながら場面を思い浮かべ、いつもとは違った世界に連れて行ってくれます。

ろうそくでおはなしの様子。一本のろうそくの灯りの中で、子どもたちがおはなしに聞き入っている。

その他のおはなし会(テーマおはなし会)

絵本や紙芝居の読み聞かせなどをテーマを決めて行うおはなし会です。3歳以上から小学生が対象です。

「こわいおはなし会」や「ゆきのおはなし会」など、季節や行事にあわせて様々なテーマを設け、読み継がれてきた絵本などの他、普段はみられない大型絵本や大型紙芝居などを読み聞かせしています。

ブックリスト

年代に合わせた子ども向けのおすすめの本を紹介した各種ブックリストを作成しています。

図書専門員がおすすめする本のリストです。

各図書館で配布していますので、ぜひご覧ください。

また、ブックリストに載った本を実際に読むことができるコーナーも各図書館にございます。ご利用ください。

ブックリストのインターネット版は「おすすめのほん」のページをご覧ください。

「図書館大好き」

新しい本の紹介と、行事予定のお知らせを掲載しています。幼児から小学校低学年向けと、小学校中学年向けの2種類を毎月発行しています。執筆は、各館の児童担当が持ち回りで行っています。

「あかちゃんといっしょ」

0歳からあかちゃんが初めてであう絵本としておすすめの絵本のリストです。あかちゃんと一緒に絵本をひらいて、たのしい時間をすごしてみるのはいかがでしょうか。

「えほんのじかん」

乳幼児向けの絵本のリストです。言葉の響きが楽しい絵本や、寝る前に読んでもらう絵本、少し長い物語も楽しめるようになったらおすすめしたい絵本など、対象やジャンルを幅広く掲載しています。

「どれにしようかな」

小学生向けの本のリストです。学年別に様々な本を掲載している他、読んでもらうことを楽しむ本も掲載しています。一人で読むのが好きな子も、読むのが苦手な子も、どの子も読書を楽しめることを願って作成しています。

図書館通帳

区内在住・在学のお子様には「図書館通帳」をプレゼントしています※。

貸出の記録を、銀行の通帳にそっくりの冊子に記録することができます。

あかちゃんの時に何を読んであげたか、気に入って何度も借りている本は何か、読書の記録や想い出として、どうぞご利用ください。3冊、5冊、7冊、10冊ごとに「認定証」を差し上げています。

※高校生以上の方、区内在住在学以外の方には、1冊100円にて、ご購入いただけます。ゆいの森あらかわと、汐入サービスステーションで販売しています。

ブックスタート

ブックスタートって?

ブックスタートは、「絵本」を介して子育てを応援する運動です。あたたかなぬくもりの中で、楽しくコミュニケーションをとりながら、絵本を読んでもらう心地よさや嬉しさを、すべてのあかちゃんに届けるための取り組みです。絵本をひらく楽しい「体験」と、生まれて初めて手にする「絵本」をセットでプレゼントします。

実施日:毎週木曜日(祝日と第3木曜日を除く)
(主に4か月健診日に実施しています。)
時間:14:00~16:00 開催時間中は随時実施(所要時間5~7分)
対象:4か月健診対象のすべてのあかちゃんと保護者 
持ち物:ブックスタート引換券(PDF:612KB)と母子手帳
会場:ゆいの森あらかわ ゆいの森ホールまたは2F会議室

※ブックスタートの詳細については、NPOブックスタートのHPをご覧ください。

ブックスタートって どんなことをするの?

・スタッフ(図書館職員とボランティア)が、あかちゃんに絵本を読み聞かせします。
・あかちゃんと保護者が一緒に絵本を楽しんでいただくため、読み聞かせのアドバイスやおすすめの絵本を紹介します。
・図書館用バックとして使用できるバックに、絵本1冊とおすすめの絵本リストなどが入った「ブックスタート・パック」をプレゼントいたします。

絵本をもらうにはどうしたらいいの?

あかちゃんの4か月健診のお知らせと一緒に「ブックスタート引換券」(PDF:612KB)をお届けします。
(令和5年8月に4か月健診を迎えるお子さんからが対象です。)
ブックスタート実施日に「ブックスタート引換券」と母子手帳をご持参の上、あかちゃんと一緒に、ゆいの森あらかわへご来館ください。

お願い 
・毎週木曜日の「ブックスタート」にご参加される方は、あかちゃんと一緒にお越しください。
・この引換券を受け取ってから、あかちゃんが 1 歳になるまでの間にお越しください。 
・この引換券は、他人に譲渡できません。また、他人に預けて受け取ることもできません。

4か月健診の日に「ブックスタート」に参加できない時は?

原則は参加していただきたいのですが、ご都合がつかない方にも絵本を差し上げます。
下記の➀もしくは②のどちらかご都合の良い方法で、絵本をお受け取りください。

➀他のブックスタートの日にご参加いただくことが可能です。
毎週木曜日(祝日と第3木曜を除く)に、ゆいの森あらかわで開催しています。

➁お近くの図書館へお越しください。
荒川区内どちらの図書館(サービスステーションを含む)のカウンターでも、絵本を受け取ることができます。ゆいの森あらかわもブックスタート開催日以外は、えほん館カウンターでお受け取りできます。この場合、いずれも読み聞かせ体験を行うことはできませんので、保護者の方だけでお越しいただいても大丈夫です。

※ご来館の際は、引換券と母子手帳をお持ちください。
図書館は「あらかわベビーステーション」(乳幼児連れの方がお散歩中などに気軽にご利用できる施設)に認定されています。

どんな絵本がもらえるの?

『いないいないばあ』松谷みよ子/ぶん 瀬川康男/え 童心社
※既に、この絵本をお持ちの方については、替わりの絵本をご用意しています。

荒川区のブックスタート

・令和5年(2023)8月から、図書館・保健所・地域が連携し、あかちゃんの健やかな成長を願い、あかちゃんと言葉と心を通わすかけがえなのないひとときを過ごしていただきたい、という考えの下にブックスタート事業が始まりました。
・0歳から絵本を「読む」のではなく、絵本を開いた時間の楽しさを「分かち合う」ことを目的として、絵本の紹介や図書館の案内、おはなし会など、様々な取り組みを行っています。
その中のひとつであるブックスタートでは、絵本を介してあかちゃんとのコミュニケーションを楽しむことで、あかちゃんとその成長に関わる人が、お互いに心を通い合わせ、幸せが感じられるきっかけをつくっていきたいと考えています。
・『豊かな心を育む読書のまちづくり』条例の趣旨を踏まえ、読書を心から愛し、読書の素晴らしさを未来社会の創造者であり、守護者でもある子ども達に伝え続けていくとともに、子どもから高齢者まで、誰もが読書に親しみ、学びながら心豊かに暮らすことのできるまちづくりを進めることにより、区民一人ひとりが幸せを実感できる「幸福実感都市あらかわ」を実現しようと取り組んでいます。ブックスタートはその取り組みから、事業に携わる図書館員、ボランティアなどの、子育てを応援する地域の人と親子をつなぐ「子育て支援」や、本に親しむきっかけや図書館の情報を親子に直接伝える「読書支援」、地域に子育てをあたたかく見守る人を増やし、区民のまちへの愛着を深める「まちづくり」など、幾重もの大切な役割があります。

セカンドブック

セカンドブックって?

3歳から5歳までの子どもは、絵本やおはなしを楽しみ、吸収できる「読み聞かせ黄金期」と呼ばれています。
そこで、荒川区にお住いの3歳児に引換券をお渡しし、図書館のカウンターで絵本を1冊プレゼントしています。
荒川区にお住いの、すべてのお子さんが対象です。

セカンドブックって どんなことするの?

お子さんと保護者が一緒に絵本を楽しんでいただくために、絵本1冊とおすすめの絵本リストなどをプレゼントいたします。

絵本をもらうにはどうしたらいいの?

お子さんの3歳児健診のお知らせと一緒に「セカンドブック引換券」をお届けします。
(令和5年5月以降に3歳児健診を迎えるお子さんが対象です。)
区内各図書館と図書サービスステーションで、受け取ることができます。
「セカンドブック引換券」と母子手帳をご持参の上、開館時間中に、下記のカウンターへお越しください。 

(お受け取りカウンター)
ゆいの森あらかわ(中央図書館) 1Fえほん館カウンター 電話03-3891-4349
南千住図書館 2F児童カウンター 電話03-3807-9221
尾久図書館 1Fカウンター 電話03-3800-5821
町屋図書館 電話03-3892-9821
日暮里図書館 電話03-3803-1645
汐入サービスステーション 電話03-3807-8130
冠新道サービスステーション 電話03-3800-3321
詳細は荒川区立図書館HPまたは、各図書館へお問い合わせください。

お願い
・各図書館に絵本のサンプルがございますので、よろしければお子さまと一緒にお選びください
・引き換えの期限は、この引換券を受け取ってから、原則1年です
・この引換券は、他人に譲渡できません。また、他人に預けて受け取りを頼むこともできません

どんな絵本がもらえるの?

絵本は以下の5種類から1冊お選びいただけます。
『おおきなかぶ』 A・トルストイ 再話 / 内田 莉莎子 訳 / 佐藤 忠良 画 福音館書店
『ぐりとぐら』 中川李枝子∥さく,大村百合子∥え 福音館書店
『ひとまねこざる』 H.A.レイ∥文,絵,光吉夏弥∥訳 岩波書店
『よるくま』 酒井駒子∥作・絵 偕成社
『わにわにのごちそう』小風さち∥ぶん,山口マオ∥え 福音館書店

※在庫状況によってはご希望に添えない場合もございます。ご了承ください。​​​​​​

0~3歳のためのおはなし会の様子。大きな絵本を読み聞かせ、たくさんの親子が楽しんでいる。