としょかんだいすき(小学校中・高学年)
夏にふくらむ 知りたい気持ち
- 掲載日:2023年7月1日
アーマのうそ
- キャロル・ライリー・ブリンク/作
- 堀川 理万子/絵 谷口由美子/訳
- 文溪堂
転校してきたばかりのアーマは、まだ友だちがほとんどいませんでした。
ある日、話かけてきてくれたジュディに、あたしは子犬とハムスターをかっているけれど、あんたは何をもっているのと聞かれて、つい世界一大きい人形を持っていると、うそをついてしまいます。どこにしまってあるの?髪(かみ)の毛の色は?といろいろ聞かれているうちに、どんどんうそをついてしまいます。うそはどんどんひろがって、ジュディの家族にも、クラスのみんなにも、先生にも。見せてほしいと言われ、追いつめられたアーマがしたことは…。
みつけた!自然のかたち ぎざぎざ くるくる 葉っぱのカタチ
- 上原巌/監修 佐藤直樹/絵
- 栗山淳/構成 農山漁村文化協会
さんぽにでかけて、なにげなく道をあるいていると、たくさんの葉っぱがみつかります。いろんな大きさとカタチの葉っぱを観察(かんさつ)してみましょう。
ほとんどの葉っぱは先が細くなっていて、雨や風をうまくやりすごせるようになっています。また、葉っぱは太陽の光をもとめて、草や木ぜんたいのカタチをつくっていきます。
葉っぱのカタチには、それぞれの植物が生きるためにつくってきた、いろんなくふうがあらわれているのです。
銀杏堂
スフィンクスのつめ
- 橘春香/作・絵
- 偕成社
小学生のレンちゃんは、高田さんという骨董屋(こっとうや)のおばあさんとなかよしです。骨董屋の銀杏堂(ぎんなんどう)は、ぱっと見ただけでなにに使うのか分からない、ふしぎな品物を売っています。レンちゃんがお店に来ると、高田さんはいつもそのふしぎな品物がもつ物語をおはなししてくれます。
高田さんは骨董を仕入れるためにいろんな冒険(ぼうけん)をしています。今回はエジプトに行っていたようです。レンちゃんといっしょに高田さんのわくわくするおはなしを聞いてみませんか。