としょかんだいすき(小学校中・高学年)

ときをこえて

  • 掲載日:2026年3月27日

『煙のように消えるねこ』

煙のように消えるねこ

  • リンダ・ニューベリー/作 
  • 田中薫子/訳
  • 丹地陽子/絵 
  • 徳間書店

 サイモンは、裏庭(うらにわ)のある古い家に引っ越し(ひっこし)てきました。二階の窓(まど)からはとなりの家の庭が見えて、おばあさんが庭をきれいに手入れしていました。ところが、となりのひとは、まるでおばあさんがいっしょに住んでいないかのように暮(く)らしているのです。
 おかしなことは、他にもありました。おばあさんは、ねこのめんどうをよくみていましたが、ブルーとよばれているねこだけ、いくらよばれてもすうっと消えてしまうのです。なにかへんです。サイモンはなぞをとこうとします。 

『アインシュタインをすくえ!ー時間と空間をこえた8日間ー 』

アインシュタインをすくえ!

  • コーネリア・フランツ/作
  • 若松宣子/訳
  • スカイエマ/絵
  • 文溪堂

 十二歳(さい)の誕生日(たんじょうび)プレゼントに、ニューヨークまでの船旅を用意してもらったエミリー。しかし、とつぜん百年以上(いじょう)も前の世界に、タイムスリップしてしまった。そこには、エミリーのように自分のいた時代に、帰れなくなっている男の子たちがいた。
 この奇妙(きみょう)な状況(じょうきょう)をもとに戻(もど)すには、この時代に相対性理論(そうたいせいりろん)を発見した、世界一の天才アインシュタインの助けがあれば、なんとかできるのではと思いつくのだが…。ハラハラ、ドキドキの冒険(ぼうけん)物語。

『旅するわたしたち On the Move』

旅するわたしたち

  • ロマナ・ロマニーシン/作 
  • アンドリー・レシヴ/作
  • 広松由希子/訳
  • ブロンズ新社

 わたしたちは旅してきた。
 それは、時をかけて何万年も。そして、はるかな地平線のかなたへ。
 自分の足で歩いて、いつからか、くつをはいて。歩くのにくたびれたら、乗りものに乗って、より遠くの山や海へ。いろいろな発明をして、どんどん世界を広げていった。
 動物たちだって旅をする。食べものをさがしたり、あたたかさをもとめて。風や水もそう。この世界にあるものは、いつだって動いている。
 長い進化の歴史(れきし)における「移動(いどう)」の変化(へんか)を、あざやかな色合いで描(えが)いた1冊(さつ)。