としょかんだいすき(小学校中・高学年)

夏を楽しむ本をしょうかいします!

  • 掲載日:2019年7月1日

ジュリアが糸をつむいだ日

ジュリアが糸をつむいだ日

  • リンダ・スー・パーク/作ないとうふみこ/訳
  • 徳間書店

7年生のジュリアは、親友のパトリックといっしょにカイコを育てて生糸(きいと)をとる自由研究をすることになりました。
パトリックはやる気満々(まんまん)でしたが、ジュリアは気乗りしないことを言い出せないまま研究を始めます。
研究をきっかけに、家族のことや自分の(なや)みと向き合っていくジュリアでしたが、()っていくうちにだんだんカイコがかわいく思えてきました。
ところが、この研究には大きな問題があったのです…。

かき氷天然(てんねん)氷をつくる

かき氷天然氷をつくる

  • 細島雅代/写真伊地知英信/文
  • 岩崎書店

夏のひんやりつめたいデザートかき氷。口にいれると、すぐとけてしまうけれど、天然(てんねん)氷を作るには、長い時間がかかります。
どんな氷がよい氷で、どんな氷がだめな氷か知っていますか?
白くてやわらかい氷はどうでしょう。とうめいでかたい氷はどうでしょう。
ダメになった氷はすてられ、もう一度つくりなおしです。
やく一年かけて作られた天然氷を、ふんわりけずって、みつをかけたら、さあ、できあがり。

石の(たまご)

石の卵

  • 山田英春/文・写真
  • 福音館書店

外から見たら、ただの丸い石。でも、まっぷたつに切ってみると
ふしぎなもようやキラキラとかがやく結晶(けっしょう)があらわれます。
それがまるで、ドラゴンや(かみなり)のようなので、人びとはこのような石を
「ドラゴンエッグ」「サンダーエッグ」と名前をつけました。
なんと「サンダーエッグ」は、日本の川でも見つかることがあるそうです。
この夏は、みなさんも、きらめく石の世界をのぞいてみませんか?