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オリジナル商品を適量に提供する

  • 掲載日:2021年9月1日

vol.35
オリジナル商品を適量に提供することによって、 未来のビジネス像が見えてくる。

QRコードの奇跡

QRコードの奇跡

  • 小川進/著
  • 東洋経済新報社
  • 2020年2月

携帯で読み込むとお店のインスタグラムが見れたり、銀行口座を使って決済が出来たりと、使用頻度が高まってきているQRコード。
実はこのQRコード、日本産の画期的2次元コードなのです。「世界標準になるものを作りたい」という技術者の強い思いの元、高いスキルを持つモノづくりの一社から誕生しました。ユーザー企業による開発で、列車のドアにQRコードを貼り付け、ホームドアの開閉を制御するシステムにも活用されています。無償でQRコードを提供した結果、今や一企業にとどまらず私たちの身近なところにも使用されていて、自分に合った活用も出来る優れものなのです。この機会にあなたもQRコードの世界を覗いてみませんか。

ほどよい量をつくる

ほどよい量をつくる

  • 甲斐かおり/著
  • インプレス
  • 2019年9月

「限られた量だけを生産する」「金額に見合わないクライアントは断る!」 理想論だと思われそれを聞いて、理想論だと思われますか?でも実際に実行して売り上げを得ている事業者が全国には何例もあるのです。
本書のタイトルでもある「ほどよい量をつくる」同じものを大量生産するよりも手間はかかりますが、商品開発やPRに力を入れ自信をもっておすすめできるので、買い手も納得して購入するそうです。
また地球環境にとっても「ほどよい量」はやさしく、人口減少や環境破壊など未来が抱える問題を背景に、新しいビジネスのヒントを教えてくれるかもしれません。