おすすめの本

いつもの夏が戻ってきた(7月)

  • 掲載日:2023年7月15日

今年は4年ぶりに全国各地で、夏祭りや花火大会が本格的に開催される模様です。
熱中症に注意しつつ、夏バテ解消に精のつくものを食べ、
日常生活の中にも癒しと涼感を感じながら、夏の季節を楽しみませんか。
そんなテーマにちなんだ本を集めてみました。
もちろん、各図書館も「あらかわ街なか避暑地」としてご利用いただけます。

 

眺望絶佳の打ち上げ花火

眺望絶佳の打ち上げ花火

  • 金武武/著 日本煙火協会/監修
  • 玄光社
  • 2017年6月

 「同じ玉は二度とない」と言われている打ち上げ花火。この本では花火写真家として30年以上にわたり独自手法で撮り続ける著者が、全国各地で開催している花火大会の写真約80枚を紹介しています。露店や雪原、海上などを背景にして打ち上げられる美しい彩り花火を各地の風景とともにお楽しみください。
 さらに、数ある花火の名前や作り方、打ち上げ方法などの基礎知識も網羅されています。
 4年ぶりの本格的な花火大会復活に向けて、花火の知識を予習したい方にはぴったりな一冊です。

変化朝顔図鑑 ーアサガオとは思えない珍花奇葉の世界ー

変化朝顔図鑑

  • 仁田坂英二/著
  • 化学同人
  • 2014年7月

 本を開いた途端、「え⁉これが朝顔?」と驚く方も多いのではないでしょうか。
 この本は、遺伝子の変異によって花や葉などの色形が様々に変化を遂げた「変化朝顔」に焦点をあて、その興味深い歴史や遺伝子、そして栽培方法に至るまで詳細に解説した一冊です。美しい「変化朝顔」の貴重なカラー写真も多数掲載されており、同じ花とは思えないその多種多様な姿に思わず時間を忘れて見入ってしまいます。
 そんな奥深い「変化朝顔」の世界をぜひ覗いてみてください。きっと今年の夏は、朝顔の花を見るのがもっと楽しくなりますよ。

 

結局、ウナギは食べていいのか問題

結局、ウナギは食べていいのか問題

  • 海部健三/著
  • 岩波書店
  • 2019年7月

 夏のスタミナ食といえば、ウナギ。
実に、国内ウナギ消費量の4割が土用の丑の日前後に集中しています。
 日本で食されるウナギはほとんどが養殖ですが、国内で養殖されているウナギの半数に密漁や密売など違法行為が関わっている事実をご存知でしょうか。
 この本では、絶滅危惧種のウナギが置かれている現状や問題点について最新の科学に基づき紹介しています。この夏、食べる前にウナギについて考えてみませんか。