おすすめの本

新しい扉

  • 掲載日:2021年4月15日

未知の扉を開ける日々がずっと続いている。正解がどこにあるのかさがしながら。新年度がスタートした。次の扉を開けたその先に、明るい光がさしていると信じて進もう!

セカンドライフ、はじめてみました

セカンドライフ、はじめてみました

  • bonpon/著
  • 大和書房
  • 2018年3月

子どもたち独立。
親が亡くなる。
定年退職する。
夫婦ふたりだけの生活になったため、住み慣れた秋田の大きな一軒家を処分し、仙台のマンションへ。持っているものは10分の1に減らした。
娘の勧めではあったものの、インスタグラムで自分たちふたりの姿を発信したところ、1か月でフォロワー1万人を超え、雑誌や新聞、テレビでも取り上げられたり、海外でも話題となる。今や80万人もの人がふたりの姿を追っている。自分たちのセカンドライフを紹介したこの本も出版された。街を歩けば見知らぬ人から声をかけられる。
世界が縮小するどころか、爆発的に広がった。想像もしない世界への鍵は、すぐそこにある!

コップひとつからはじめる自給自足の野菜づくり百科

コップひとつからはじめる自給自足の野菜づくり百科

  • はたあきひろ/文・イラスト
  • 内外出版社
  • 2019年5月

新しいことにチャレンジしたいと思うタイミングは年に2度訪れる気がします。新年をむかえる1月と、新年度をむかえる4月と。何か始めたいと思っても、実際に行動に移せるかはその人次第。
外に出かけたり、人が集まるのはまだちょっと控えたいかなというかたにおうちではじめられる野菜づくりの本をご紹介します。昨年来の外出自粛をきっかけに家庭菜園デビューした人も多いと聞きます。興味はあるけれど、庭はないしなあ…というかたでも大丈夫。コップひとつでネギを栽培するところからレッスンがはじまります。我が家でもさっそくはじめてみました。日々成長していく姿を見守るのは、まるで夏休みの自由研究のようです。本書ではコップひとつから、プランター、庭先へとステップアップしていきます。まずは、はじめてみること。薬味程度のネギを収穫するのも立派な収穫。食卓をちょっぴり豊かにしてみませんか?

プラスチックの現実と未来へのアイデア

プラスチックの現実と未来へのアイデア

  • 高田秀重/監修
  • 東京書籍
  • 2019年8月

レジ袋の有料化からまもなく1年。エコバッグを持ち歩くのも習慣になりました。けれど、スーパーからの買い物帰り、エコバッグの中をあらためると、プラスチック容器だらけということはありませんか?こんなにプラスチックごみを出してしまうのかと胸が塞がれるような気持ちになります。そもそもプラスチックのなにがいけないのか、どうしていけばよいのか、まずは「知る」ことからはじめようと、手に取ったのがこの本です。プラスチックは利便性という意味において、なくてはならない存在。ですが、このまま使い続けていたら、2050年には海に流れ出たプラスチックごみは海の魚よりも多くなってしまうかもしれないとも言われています。どんな地球を残していきたいか、ひとりひとりが当事者として、意識するだけでも、未来はきっと変わります。