勤労留学

  • 勤労留学
  • 掲載日2020年12月1日

荒川区立中学校の2年生の恒例行事の勤労留学は、今年度、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、残念ながら開催中止となりましたが、第四中学校の生徒6名に2時間限定の職場見学を開催しましたのでご紹介します。
10時の約束時間5分前に来館してくれました。緊張の表情で班長をはじめ、皆さんと朝の挨拶をかわし、早速館内へ。自己紹介をして、図書館の仕事についての紹介映像を鑑賞したのち見学スタートです。

5階:屋上からのスカイツリーを眺め、外の気持ちよい空気を吸い込みました。そして、閉架書庫に潜入、図書館の裏側にある大きな動く本棚があり、たくさんの本の量に驚いていました。

4階:ビジネスコーナーや研究席(現在は使用制限中)など大人の空間です。「ビジネス相談が開催されていることをおうちの人に伝えてください。」とお願いしたところ、しっかりノートにメモしてくれました。

3階:俳句コーナーを発見し、「俳句のまち・あらかわ」と知りました。そのあと、事務室や、予約の本が並ぶ部屋や録音室など、資料を利用者に届く準備がされていました。

2階:「いつも2階を利用しています。」と言ってくれていた生徒さんでしたが、ゆいの森自慢の体験キットは、初体験。「へぇー」と驚きの声をいただきました。

1階:「おはなしのへや」や「こどもひろば」など、小さいお子様方が遊んでいる様子や、保育士の仕事を見学しました。バリアフリーコーナーでは、点字・大活字・LLブックに初めて触れました。

地下:地下潜入!荷解き室では新しく出版されたばかりの本を見ながら、どの本をどの図書館に入れるべきか決定する選書会議を見学しました。

「迷路みたい~」と階段を上り下りしながら、1時間半の見学終了!最後は、図書館司書の仕事について、6名からたくさんの質問を受けました。ゆいの森あらかわには、たくさんの職員、ボランティアの方が働いている様子を見てもらうことができました。