自然を感じたい ~心が満たされる~
ウナギが故郷に帰るとき
- パトリック・スヴェンソン/著 大沢章子/訳
- 新潮社
- 2021年1月
スウェーデンのジャーナリストがウナギの一生を解明しつつ、艱難辛苦の研究史や神話など多面的にウナギを語る。著者の父親との思い出は泥臭くも美しい。「生きる意味」を考えさせられる一冊。
最後の講義完全版福岡伸一 ― どうして生命にそんなに価値があるのか ―
- 福岡伸一/著
- 主婦の友社
- 2020年3月
「人生最後の日に、何を語るか」というコンセプトのもと、生物学の研究者が若者たちに向けて講義。生命とは? その価値とは? 専門的なのにわかりやすい講義に、惹き込まれること間違いなし!
車いす犬ラッキー ― 捨てられた命と生きる ―
- 小林照幸/著
- 毎日新聞出版
- 2017年4月
捨て犬だったラッキーは島田さんに保護され幸せに暮らしていたが、事故で大けがをしてしまう。生きるか死ぬかの運命に直面するも、決して諦めないふたり。命の力強さがそこにはある。
お蚕さんから糸と綿と
- 大西暢夫/著
- アリス館
- 2020年1月
小さなお蚕さんが桑の葉を食(は)み、繭となり、命を止めて糸と絹となる。それはまるで宇宙から見える雲のように美しく、触れるとじんわりとあたたかい。命の温もりを感じる1冊。
動物の看護師さん ― 動物・飼い主・獣医師をつなぐ6つの物語 ―
- 保田明恵/著
- 大月書店
- 2020年3月
獣医師を助け、もの言わぬ動物の隣に立ち、飼い主の心を支える動物看護師。人と動物の「架け橋」となる愛あふれるストーリーに、きっと優しい気持ちになれるはず。
減っているってほんと!?日本カエル探検記
- 関慎太郎/写真・文
- 少年写真新聞社
- 2019年5月
日本に生息するカエルたちは、環境に応じて住まいもバラバラ。田んぼの中で鳴き袋をふくらませて鳴いたり、時には体色を変化させることも大得意。写真とともに魅力を再発見してみよう。
上野絶滅動物園
- 武藤健二/写真 佐々木シュウジ/著
- 三恵社
- 2019年4月
絶滅するとはどういうことか。今、当たり前に動物園で見ることができる動物たちが、この先も見られるとは限らない。自然に対して改めて考えさせられる写真集。
オオカミと野生のイヌ
- 近藤雄生/本文 菊水健史/監修 澤井聖一/写真解説
- エクスナレッジ
- 2018年7月
迫力ある貴重な写真満載の野生のイヌ科動物の本。世界中のオオカミやジャッカル、キツネなどを取りあげ、詳しい生態や系統、分布などの各種データも充実しています。
もがいて、もがいて、古生物学者!! ― みんなが恐竜博士になれるわけじゃないから ―
- 木村由莉/著
- ブックマン社
- 2020年8月
子どもの頃、化石に魅せられ恐竜博士になりたい夢を持ち、憧れの研究職に就いた著者……。必ずしもなれる保証がない世界でたくさんもがいてきた過程を描く半自伝。
トリノトリビア-鳥類学者がこっそり教える野鳥のひみつ-
- 川上和人ほか/著 マツダユカ/マンガ
- 西東社
- 2018年10月
カラスは動物の生き血を吸う!? 色トリドリのトリたちのハットするトリビアがメジロおし!! 4コマと半ページ解説なので、ちょっと暇したトキにもおススメ。彼らを見る目が変わるカモ。