-中学年読みもの-
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岡田淳/作・絵 |
偕成社 | |
人間のまえではしゃべってはいけないというおきてをやぶり、さいごの学校ネズミが話してくれた13のお話。はじめは一年生の教室にすんでいたネズミの話。一組のサッちゃんのしゃっくりが、とまらなくなり、いじめっ子にうつり、先生にうつり、教室のみんなにうつり、どんどんひろがっていきます。 |
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シビル・ウェッタシンハ/作 まつおかきょうこ/訳 |
福音館書店 | |
ホイティはくいしんぼう。なんとかごちそうがたべたいとかんがえて、せんたくものをつかったアイデアをおもいつきました。きつねとしりつつもおもしろがっておもてなしをするおかみさんたちと、きづかれていないととくいげなホイティの、くすっとわらえるスリランカのおはなしです。 |
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カーリ・ゼーフェルト/作 倉澤幹彦・本田雅也/共訳 前田浩志/絵 |
徳間書店 | |
お城山の上にぽつんと建つ古い家、見はらし館にひっこしてきた三人きょうだいは、小さなおばけのフローリアンに出会います。五百年以上も前にのろいをかけられたというフローリアンを、なんとかたすけてあげたいと思った三人。力をあわせて、のろいをとくことができる のでしょうか。 |
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ジェームズ・サーバー/作 ルイス・スロボドキン/絵 なかがわちひろ/訳 |
徳間書店 | |
びょうきになったレノア姫は、王様から欲しいものを聞かれると「お月様が欲しい」と答えました。王さまはかしこい家来たちに月をとってくるようにいいますが、だれにもできません。ところが、お城の道化師はだれもおもいつかなかった方法で、レノアひめにお月さまをわたしました。その方法とは ? |
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本田久作/作 市居みか/絵 |
ポプラ社 | |
図画工作ですばるがかいた空の絵。一番好きなピンク色にぬったら、女の子みたいとからかわれました。頭にきて「おれは女の子だよ。もんくあんのか」と言うと、ねえちゃんに「男の子が一度言ったら、女の子にならないとヒキョーだ」と言われてしまいました。そこですばるは、女の子になってみることにしました。 |
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ウィリアム・スタイグ/作 金子メロン/訳 |
評論社 | |
ガチョウのガーウェインは王室の宝物殿の見張役。ところがある日、宝物がぬすまれていることがわかり、王さまに犯人だとうたがわれてしまいます。裁判で有罪になったガーウェインは絶望のあまりすがたを消しました。けれども、その後もぬすまれていく宝物。真犯人は一体…? |
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星野道夫/原案 鈴木まもる/絵と文 |
あすなろ書房 | |
2とうのヘラジカがたたかっています。しかし、つのがからまり、おしてもひいてもはずれません。2とうはたたかう力がだんだんなくなり、そこへオオカミがあつまってきて、たくさんのいのちがいきることにつながっていきます。 |
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フランシス・ホジソン・バーネット/作 尾﨑愛子/訳 平澤朋子/絵 |
徳間書店 | |
シンシアのへやにある古い人形の家には、陽気な六人の古い人形が住んでいます。新しい人形の家とりっぱな人形たちがやってくると、古い家はわすれられてしまいますが、六人は新しい家の人形たちをながめながら楽しくくらしていました。けれどもある日、古い家がもやされてしまいそうになり…。 |
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エドワード・アーディゾーニ/作 あべきみこ/訳 |
こぐま社 | |
ジョニーは小さいけれど手先の器用な男の子です。ある日、大時計をつくろうと決めました。けれども、お父さんもお母さんも、先生も学校のみんなも、小さいジョニーにはつくれっこないというのです。それでもジョニーは、すこしずつ時計をつくりはじめます。 |
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工藤純子/著 |
講談社 | |
通知表ってなぜあるのでしょうか。 朝陽のお父さんの会社では、部下が上司の成績をつけることがあるというのを聞いて、クラスのみんなで担任のハシケン先生の通知表を作ることにしました。でも、通知表を作るのは、やってみるととても難しいことなのでした。 |
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赤羽末吉/絵 舟崎克彦/文 |
あかね書房 | |
かつて、この世界は水にういた油のようなものでしかありませんでした。そこで、天上の神の国、 高天の原をおさめる天之御中主の神は、二人の神に国作りを命じました。伊邪那岐という男神と伊邪那美という女神は、天の沼矛を手に下界におり、今の日本となる島々をつくりはじめたのです。 |