-高学年読み物-
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富安陽子/著 大庭賢哉/絵 |
偕成社 | |
信田家には秘密があります。それはママがキツネだということ。キツネの血をひく三人の子どもたちにも何かふしぎな力がありそうです。信田家はいつも、ママの親戚のキツネたちが起こす騒動にまきこまれてしまうのです。 |
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ウルフ・スタルク/作 キティ・クローザー/絵 菱木晃子/訳 |
徳間書店 | |
ウルフと入院中のおじいちゃんには、ひみつの計画があります。それは、たいくつな病院からひと晩だけ抜けだして、おばあちゃんとの思い出の家にもどること。口が悪くて怒りっぽいおじいちゃんと、そんなおじいちゃんが大好きなウルフの、ユーモアたっぷり、だけど心にしみる最後の日々。 |
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エーリヒ・ケストナー/作 池田香代子/訳 |
岩波書店 | |
クリスマスが近づいた寄宿舎では、生徒たちがケンカをしたり、クリスマスの準備をしたり、仲間とはしゃいだり、毎日大さわぎです。『飛ぶ教室』という劇をやることになった、個性豊かな五人の男の子を中心に、友情、それぞれのなやみ、成長をえがいた名作です。 |
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リザ・テツナー/著 酒寄進一/訳 |
あすなろ書房 | |
奴隷商人に売られたジョルジョは、イタリアにむかう途中でアルフレドと出会い、兄弟のように力を合わせるという友だちの誓いをたてました。売られた少年たちは煙突掃除夫としてはたらき、結社「黒い兄弟」の仲間と、つらい現実に立ちむかいます。少年たちの勇気と友情の物語。 |
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マリア・ファラー/作 ダニエル・リエリー/絵 杉本詠美/訳 |
あかね書房 | |
弟のリアムは知らない場所や人ごみ、大きな音が大きらいで、アーサーはいつもがまんをしいられてきました。けれどもある日、大好きなサッカーのテレビを切られて、アーサーのがまんはとうとうげんかいに!おもわず家をとびだしたアーサーでしたが、げんかんの前にはなぜかシロクマがいて !? |
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森絵都/作 |
小峰書店 | |
ともだちや家族と話すとき、言うつもりはなかったことを思わず口に出してしまったり、ほんとうは伝えたいのにすなおに言えなかったり、さりげない言葉にとてもうれしくなったり…そんな経験、あなたにもありませんか?この本には、言葉がテーマのお話が8つ入っています。きっと共感できるお話に出合えるはずです。 |
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伊藤遊/作 太田大八/画 |
福音館書店 | |
平安京でくらす篁は、自分のせいで妹を亡くしたと思い、後悔でふさぎこんでいました。ある日、妹が落ちた井戸に吸いこまれ、あの世の入り口に迷いこんでしまいます。なんとかこの世にもどりますが、今度は鬼がこの世にあらわれて…。橋を守る少女と、ツノを失った鬼との出会いが、篁を変えていきます。 |
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アラン・グラッツ/著 ないとうふみこ/訳 |
ほるぷ出版 | |
エイミー・アンは、家族にも友だちにも思ったことをいえないおとなしい女の子。自分でなにか行動をおこすことなんて、したことがありません。けれどもある日、大好きな本が図書室で貸出禁止になってしまいました。貸出禁止の本をすくうため、エイミー・アンは秘密のロッカー図書館をはじめることにします。 |
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花里真希/著 |
講談社 | |
空想好きなあおいは、日本からカナダに引っ越してきました。日本ではクラスでういてしまっていたので、ふつうにしているように気をつけることにします。けれども、英語がわからないあおいは、なかなかクラスになじめません。それにカナダでのふつうは、あおいの思っていたふつうとはちがっているようです。 |
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佐藤さとる/作 村上勉/絵 |
講談社 | |
夏休みのある日、ぼくは、ほかの人がだれも知らない小山を見つけました。そこには、こぼしさまという小人がいるといういいつたえがありました。それからよく小山にいくようになったぼくは、ある日とうとう、小指くらいの小さな人にであったのです。 |
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アストリッド・リンドグレーン/作 菱木晃子/訳 平澤朋子/絵 |
岩波書店 | |
シャーロック・ホームズなどの名探偵にあこがれるカッレ。エヴァロッタとアンデッシュといつもいっしょに遊んでいますが、町は穏やかで探偵カッレの出番はありません。ところがある夏の日、突然町にあらわれた怪しげな「おじさん」の秘密を探っていくうちに、カッレたちは大変な事件にまきこまれるのです。 |