ねこの町のクララさんは、本を読むのが大好(だいす)き。悲しいことがあったとき、本をひらけば、なみだはかわく。そんな本のみりょくをつたえたくて長年の夢(ゆめ)であった本屋さんを開きましたが、きょうのお客さんはひとりだけ。
お友だちのリリアさんから犬の村に図書館があることを聞き、行ってみると……。
そこでクララさんは、たいせつなこと「本のひみつ」を思い出しました。本のひみつを知りたくなったら読んでみてね。

広島県にある犬の保護(ほご)施設(しせつ)「ピースワンコ・ジャパン」では、広島県動物愛護(あいご)センターで殺(さつ)処分(しょぶん)になる犬を全て受け入れています。そのプロジェクト・リーダーをつとめる大西純子(じゅんこ)さんは、小学生のころ帰り道でガリガリにやせた犬に出会い、自分の家の犬と比(くら)べて生き物に「命の順位(じゅんい)」をつける資格(しかく)が人間にあるのか、と思うようになりました。
この施設(しせつ)には、障(しょう)がいを持った犬や年老いた犬もいます。どんな命でも新しい飼(か)い主に出会い、幸せにくらす権利(けんり)があるのです。みなさんも、小さな命の大切さをいっしょに考えてみませんか？

沙(さ)良(ら)は小学5年生。「新しいこと、はじめよう！」とバンドサークルに春から入った初心者(しょしんしゃ)です。バンド名は「巴(は)旦(たん)杏(きょう)」（すももっていう意味）担当(たんとう)はドラムで練習もがんばっています。サークルにはもう一つ「ブルートパーズ」というライバルのバンドがあって……。
サークルはバンドにしたとお母さんに伝(つた)えると、お母さんも学生のころ軽音楽部でボーカルだったと話してくれて、『忘(わす)れられた歌』があると言うのです。
近未来(きんみらい)社会(しゃかい)を舞台(ぶたい)に展開(てんかい)するストーリ一。
1年間バンドを通して沙(さ)良(ら)が成長(せいちょう)していく姿(すがた)は、希望(きぼう)にあふれています！