みなさんは日本各地(かくち)に様々な鍋(なべ)料理(りょうり)があるのをごぞんじですか？
たとえば秋田県のきりたんぽ鍋や東京都のちゃんこ鍋、北海道の石狩(いしかり)鍋など。
この本にはほかにもたくさんの郷土(きょうど)料理やご当地グルメがのっています。
おでんの味つけが地域(ちいき)によってちがうなど気になる話がもりだくさん。この冬はグルメのとびらを開いてみよう！

寒い冬でも、温かいおそばを食べれば、ぽかぽか体が温まります。みんなで、楽しく食べれば、心もぽかぽか温まります。
ある日、なみ木通りに新しいおそばやさんが、できました。店の主人は、なんと赤い顔に、大きな長い鼻の天狗(てんぐ)でした。
おまけに、たいへんな「じまんや」で、お店には、なかなかお客がやって来ません。
けれども、クリーニングやのおじさんと、少しずつなかよくなると…。
さて、どうやって、お客さんがたくさん来るようになったのでしょうか。

「くいしんぼや」のナナさんは料理(りょうり)を作ることも食べることもだいすきです。
ナナさんは世界を旅しながらたくさんの料理に出会いました
星くずのソーダ水・トマトの入ったお月さま・にゃんころめし・サギ師(し)が作った料理！？不思議(ふしぎ)な名前のごちそうがめじろおし！
巻末(かんまつ)にお話に出てきたレシピがのっています。読んだ後に作ってみてあなたも「くいしんぼや」になってみませんか？