悠(ゆう)斗(と)は自分に自(じ)信(しん)が持てず「なにをやってもうまくいかない」と感じてしまう四年生(ねんせい)。楽しみにしていることは、家に帰ってからじいちゃんに、今は無人(むじん)島(とう)になってしまったふるさとの子島の話を聞くことです。
夏休みにじいちゃんと、子島へキャンプに行けることになり、悠斗はぼうけんにむねをおどらせます。きれいな海で泳いだり、磯(いそ)づりをしたり、じいちゃんの家があった場所に行ったり、子島でしかできない体(たい)験(けん)をするうちに、少しずつ悠斗の気持ちがかわっていきます。

どんどん成長(せいちょう)しているロボット技術(ぎじゅつ)。昔だったらできなかったことができるようになったり、めんどうな作業(さぎょう)をしてくれたり、ロボットは私(わたし)たちの生活にかかせないものになっています。
この本では、作業ルートを自動(じどう)で作成(さくせい)するおそうじ機械(きかい)や、食べごろを判断(はんだん)するトマト収穫(しゅうかく)ロボットなど、最新(さいしん)のいろいろなロボット技術を紹介しています。
身近(みぢか)なことから未来(みらい)都市(とし)の話まで、多くの写真(しゃしん)とわかりやすい説明(せつめい)で知ることができる本です。

リリーは、はずかしがり屋でおくびょうな女の子。ハルモニ（おばあちゃん）といっしょにくらすために引(ひ)っ越(こ)すことになりました。車でハルモニの住む町へむかっているとき、道に寝(ね)そべっているトラをみてびっくりしますが、そのトラはリリーにしか見えません。
トラは、ハルモニが昔ぬすんだお話を取り返しにきたと言います。ハルモニを守るために、リリーが考えたことは……。