としょかんだいすき(小学校中・高学年)
黒い本
- 掲載日:2021年10月1日
やがらす魔道具店と黒い結末
- 田丸雅智/著 大志/絵
- 学研プラス
「あなたのお悩み解決します」という看板を出している「やがらす魔道具店」は、不思議な力を持つ魔道具の店。店主の夜烏聖と、助手の三つ目のカラス、センリがお客を待っています。悩みを解決してくれる魔道具を手に入れるには、自分の大切なものと交換しなければなりません。魔道具は悩みを解決してくれますが、約束を守らないとおそろしい結末が待っています。
あなたはこの魔道具を使いますか?
青の読み手
- 小森香折/作 平澤朋子/絵
- 偕成社
まわりの国々があこがれるゆたかなラベンヌ王国で、少年ノアは、まずしいくらしをしていた。
ある日、ノアは、黒ずくめの男から、本をぬすんできてほしいとたのまれる。文字を読めないノアは、言葉をしゃべるネズミのパルメザンとともにさがしに行くが、その本は選ばれし者だけが読むことのできるまほうの本だった。
ノアは、黒ずくめの男から、2つのかぎを受け取ったので、かんたんに本が手に入ると思っていた。
ところが2つのかぎだけでは開かない、特別な部屋のしかけが待っていた。
珪藻美術館
- 奥 修 /文・写真
- 福音館書店
黒い背景の上でキラキラ輝いている、これは一体なんでしょう?
実は、ガラスなんです。それも「珪藻」という目には見えないほどちいさな生きものの体の一部なんです。ワカメやコンブのなかまの「珪藻」は、体がガラスの殻に包まれているんですよ。そんな「珪藻」で作られた、ちいさなちいさな「珪藻アート」。
みなさんものぞいてみませんか。