このお話は主人公の「ぼく」が前世で過ちを犯して死んでしまい、本来は生まれ変われないはずの「罪な魂」でしたが、抽選に当選して再挑戦のチャンスを与えられ、中学二年生の小林真として一定期間の間その体で過ごし、前世で犯したあやまちの大きさを自覚したその瞬間に修行が終了となり、輪廻のサイクルに復帰するというものでした。 いったいぼくは前世で犯した過ちの大きさを自覚することができるのでしょうか？ 現実に近いような、遠いような、考えさせられるお話です。（なな（中学1年生））

研修医としてある病院に派遣された主人公が脳に時限爆弾のような病気を抱えた弓狩という女性と出会い些細な事をきっかけに惹かれ合っていくという恋愛要素と、研修が終わり地元に戻り彼女の訃報を知った主人公が病院に行くも、そこでは彼女は主人公の想像だったと言われ、 諦めきれない主人公が彼女のことを探すというミステリ要素とが混ざっていて、恋愛小説好きにも推理小説好きにもオススメです！（如月十九（中学2年生））

「俺はさ、《世界の最深部》を見てみたいんだ」
学校にも家の中にも、漠然とした居心地の悪さを感じていた主人公佐島ルイ。 そんなルイが、心を唯一落ち着かせられる歩道橋で 《世界の最深部》を探す卯木リョウマに出会う。 ある日リョウマは拳銃を見つけ、その持ち主のヤクザ 「杉本」に襲われる。その時ルイが拳銃を撃ってしま い、杉本から逃げる為に別名「世界の最深部」と呼ばれる伊豆の恋人岬にいくことに。（プリン（中学1年生）

この本は国を治める傲慢王女リリアンヌと、王女の召使いのアレンが出てきます。お城の召使いやメイド達は、我儘王女に呆れていました。でも、誰も反論できないのです。それは、王女様の気を損ねればギロチンにかけられてしまうからです。人々は口をそろえてこう言います。「カノジョはまさに悪ノ娘」。そこでアレンの姉ジェルメイヌが刀を上にあげたのです。 「もうすぐこの国は終わるだろう。怒れる国民たちの手で。」そこから革命は始まりました。彼女は最期にこう言いました。 「あら 、おやつの時間だわ。」と。（神威（中学1年生））

「野球のことは、いったん忘れてください」
横田慎太郎は、ドラフト2位で阪神タイガースに入団。飛躍を目指して日々練習に励んでいた。 2017年、原因不明の頭痛が続いた横田は、病院で脳腫瘍と診断されてしまう。絶望の中、両親、コーチ、チームメイト、ファンからの手紙に助けられた横田は、7ヵ月振りに軽い練習を開始するが、少しして、引退を決意する。そして引退試合、皆が見守る中、横田がバックホームしたボールは…（いぬ（中学2年生））