ぺら
輝ける場所を探して
- 掲載日:2018年9月1日
2018年09月01日★vol.285
『スカートはかなきゃだめですか?』
- 名取寛人/著
- 理論社
- 2017年
世界的に有名な男性だけのバレエ団、トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団。
そこに唯一日本人ダンサーとして舞台に立ったのが、この本を書いた名取(なとり)寛人(ひろと)さん。
女の子として生まれたけれど、「男っぽくなりたい!」とずっと思っていた名取さんは、中高時代は制服のスカートをはかずジャージで通学。
やがて“男性として”ダンサーになることを選び、プロになるためにニューヨークへ行くことを決意します。
どんなに道が厳しくても、「男」や「女」という壁を越えて、自分らしくいられる道を探す姿に、胸が熱くなります!(かなっぱ@南千住)
カテゴリー:将来・生き方
『15歳のコーヒー屋さん』
- 岩野響/著
- KADOKAWA
- 2017年
アスペルガー症候群という発達障がいをもって生まれてきた、響(ひびき)少年。
中学生になって学校へ通えなくなってしまった彼に、家族は学校へ行かせないという大きな決断をします。
周囲の理解と協力により15歳の響少年は「ぼくができること」=「HORIZON(ホライズン)LABO(ラボ)」というコーヒー豆専門店をオープンしました。
私たちはこの本の中で発達障がいとは何か、理解を深めるだけでなく、個性を認め合うこと、好きなことを見つけ自分らしく生きていくことの大切さを学ぶことができます。
(きなこの母@南千住)
カテゴリー:将来・生き方