第20回ティーンズイベント「小説紹介クリエイターけんごさんトークイベント&10代によるビブリオバトル」

令和5年12月17日(日)に第20回ティーンズイベントとして、小説紹介クリエイターけんごさんトークイベントと10代によるビブリオバトルが開催されました。
今回のビブリオバトルのテーマは「いいね♡な1冊」ということで、6名のバトラーに自分の大好きなイチオシの本について語ってもらいました。どういうところが好きで「いいね♡」したいのか、熱く語る姿にものすごいエネルギーを感じました。
この日いちばんの票を集めたのは、『ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣だったら』(眞邊明人/著)。栄えあるチャンプ本に決定しました。

チャンプ本発表待ち

後半の小説紹介クリエイターけんごさんによるトークショーでは、視聴者を一気に引き込む動画で読書のおもしろさを広めていらっしゃる、けんごさんの熱いお人柄を感じるお話を聞くことができました。けんごさんが小説紹介クリエイターになった経緯や、どうやったら普段読書をしない人にもおもしろさを伝えられるかといった工夫など、とても興味深いお話ばかりでした。10代の方に向けても、「ぜひ読書体験をしてほしい。幼少期から10代の読書体験は、かけがえのない人生の財産になるから」という、とても素敵なメッセージをくださいました。

けんごさんトーク

ビブリオバトルもトークショーも、本の楽しさにあふれた密度の濃い時間でした。観覧者からも「紹介された本全部読みたいと思った」「けんごさんのお話がとてもためになった」などの声をいただき、その場にいた方々と本が持つ力を共有できたイベントになったと思います。
どうぞ今後のイベントにもご期待ください!


 

ビブリオバトルで紹介された本
『容疑者Xの献身』(文春文庫)東野圭吾/著 文藝春秋
『悪ノ娘-黄のクロアテュール-』 悪ノP(mothy)/著 PHP研究所
『天(あめ)と地(つち)の方程式』(全3巻) 富安陽子/著 五十嵐大介/画 講談社
『十年屋 6 見習いのお時間です』 廣嶋玲子/作 佐竹美保/絵
『ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス』 ミヒャエル・エンデ/作 ヴィーラント・フロイント/作 木本栄/訳 jyunaida 小学館
『ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら』 眞邊明人/著 サンマーク出版

トークショーでけんごさんが紹介した本
『白夜行』(集英社文庫) 東野圭吾/著 集英社
『アルジャーノンに花束を 新版』(ハヤカワ文庫) ダニエル・キイス/著 小尾芙佐/訳 早川書房
『残像に口紅を』(中公文庫) 筒井康隆/著 中央公論新社
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(スターツ出版文庫) 汐見夏衛/著 スターツ出版
『人獣細工 改版』(角川ホラー文庫) 小林泰三/著 KADOKAWA
『アリアドネの声』 井上真偽/著 幻冬舎
『カラフル』(文春文庫) 森絵都/著 文芸春秋
『風が強く吹いている』(新潮文庫) 三浦しをん/著 新潮社
『一瞬の風になれ 第1部 イチニツイテ』(講談社文庫) 佐藤多佳子/著
『ハニービターハニー』(集英社文庫) 加藤千恵/著 集英社
『正体』(光文社文庫) 染井為人/著 光文社
『変な家 2 11の間取り図』 雨穴/著 飛鳥新社
『人間標本』 湊かなえ/著 KADOKAWA

過去のイベント一覧