ぺら
夏・青春しよう!
- 掲載日:2019年7月1日
2019年07月01日★vol.295
『ある晴れた夏の朝』
- 小手鞠るい/著
- 偕成社
- 2018年
広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非(ぜひ)を日系、ユダヤ系 中国系、アフリカ系など出自の違う8人のアメリカの高校生がディベートします。原爆だけでなく、真珠湾攻撃、日中戦争やナチズム、人種差別などいろいろな問題を考えさせられます。
あなたもディベートに参加したつもりで、自分なりの意見を考えてみてください。
(SOPHIA@南千住)
『夏の祈りは』
- 須賀しのぶ/著
- 新潮社
- 2017年
高1の夏、私は甲子園に行った。
もちろん、選手としてではない。母校が甲子園出場という幸運に恵まれたのだ。あの暑い夏の日、祈るように応援したことを思い出す。
この本の舞台となるのは北園(きたぞの)高校の野球部。ほぼ10年ごとにその年の野球部の物語が綴(つづ)られる。同じ目標に向かっていても、目指し方はそれぞれ。悩みながらも前に進む姿は、みんなキラキラしている。果たして悲願の甲子園出場は?
はー、いいなあ青春。
(あんじ@南千住)