二次元に恋しているのを否定されたり、SNSで嫌な思いをしたり、友達がキラキラして見えたり。今までと違う何かや気がつかない変化に、どうしたら良いか分からず戸惑(とまど)うこともある。５人の主人公達は、そんな心のもやもやに向きあうことになって……。読んだ後に感じる気持ちに、そっと寄り添ってみてください。（ぽんた＠尾久）

　「偏差値60くらいのほどよいやなやつ」とイジられている、中学生の京座木光也(きょうざぎみつや)。あることをきっかけに議員になろうと思い、経験値を積むために生徒会長になろう！と決意する。友人や幼馴染を後援者にすえ、彼の選挙活動がスタートした。
　しかしここから、彼には次々と試練が訪れていく。はじめは軽いものだったけど、中学生には酷な出来事も立ちはだかり……。（芋子＠尾久）

　その昔、紙は「動物の皮」でした。どうやって動物の皮を加工するんだろう？そんな疑問を抱いた八木さんは、ネットで加工方法を調べ、失敗をくり返しながら、独学で羊皮紙を作り始めます。（しかもアパートの風呂場で！）
　現在では「専門家」と呼ばれるまでになった道のりを振り返る探求の書。成功するの？とドキドキ・ワクワクの連続です。（２３A＠尾久）