としょかんだいすき(小学校中・高学年)
2学期も元気に楽しく!
- 掲載日:2019年9月1日
チギータ!
- 蒔田浩平/作佐藤真紀子/絵
- ポプラ社
千木田 寛仁(せんぎだ ひろひと)は卓球好きで、引っこみじあんな小学5年生の男子。クラスでも地味な存在ですが、親友のマッスーと毎日楽しく卓球の練習をしています。
月に一度、クラスで行うレクリエーション。1学期は目立つ男子が仕切っていて、多数決でサッカーやバスケに決まるのがあたりまえでした。レクの時間に卓球をやるなんて、夢のまた夢です。でも2学期になって、マッスーがある作戦を思いつきました。小さな声も大切にしてほしいという気持ちから、『チーム小さい声』作戦がはじまります。
アイちゃんのいる教室6年1組にじ色クラス
- 高倉正樹/文・写真
- 偕成社
アイちゃんのお父さんは花粉症で、お母さんはちくのう症で、アイちゃんはダウン症です。6年生のアイちゃんのクラスは、全員で36人です。みんなにはできることが、アイちゃんには上手にできないこともあります。そんなときは、いつもみんなでどうすればよいか考えてきました。学芸会のクラスの合言葉は、『みんな輝け!にじ色に』。でも、『にじ色』ってなんだろう?クラスのだれかがいなかったら、にじ色にはなりません。みんながそれぞれ、ちがう色で輝いた6年1組の一年間の記録です。
ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集
- 斉藤倫/著高野文子/画
- 福音館書店
先生に「本を読め」と言われた小学生の『きみ』と、本好きのおじさん『ぼく』。
詩って、いみがわからない?正しい言葉って、あるのかな?でたらめみたい?
オノマトペやくりかえし、ひゆ…。二人で20ぺんの詩を読みながら、詩のひみつをさぐっていきます。
「くちずさむだけで大丈夫だ、と思えるような詩が、世界にはたくさんある」とおじさんは言います。みなさんも、そんな詩をさがしてみてはいかがですか。