としょかんだいすき(小学校中・高学年)
よく寝てる?
- 掲載日:2025年6月1日
『寝るのが楽しくなる 睡眠のひみつ』
- ヴィッキー・ウッドゲート/文と絵
- 山崎正浩/ほん訳
- 創元社
みなさん、夜はどのくらい眠(ねむ)っていますか。
人が眠っている時間をすべて合計すると、人生のうちのおよそ26年間に相当するそうです。それほどたくさんの時間をつかう「睡眠」(すいみん)を、わたしたちは、どれだけ知っているでしょうか。
この本は、人だけでなく、ほかの動物や植物がどのように眠るのか、昔の人たちは「睡眠」をどうとらえていたのかなど、イラストを使ってわかりやすく解説(かいせつ)しています。また、よい眠りのためのヒントものっています。
『モンシロチョウ、「ねむるさなぎ」のひみつ』
- 橋本健一/著
- 汐文社
秋の終わりにさなぎになり、そのまま冬をこし、あたたかくなるとチョウになるモンシロチョウ。しかし、大学の研究室でかっていたモンシロチョウは、冬なのにさなぎからチョウになって出てきました。なぜ、そんなことが起きたのでしょうか。
温度?明るさ?他にも理由が?たくさんの実験の結果(けっか)、「ねむる さなぎ」と「ねむらない さなぎ」にはいろいろな違いがあり、どちらのチョウもそれぞれにあった、かしこい生き方を選んでいることがわかりました。
どんな違いがあるのか、本を読んでみてくださいね。
『グリーンデイズ』
- 高田由紀子/作
- 酒井以/絵
- 文研出版
佐渡島(さどがしま)出身(しゅっしん)の小学6年生の芽衣(めい)。物語は東京に住む親せきの新(あらた)をたずねるところから始まります。芽衣にとって東京はあこがれの大都会。同じ年の新が中学受験をすると聞き、自分も将来東京の大学に進学したいとひそかに思っていました。そんな中、新は中学受験をあきらめて、佐渡島に移住することに…。
友達と遊ぶより新に勉強を教えてもらうことに夢中(むちゅう)になっていく芽衣。二人の未来はどうなっていくのでしょうか。