としょかんだいすき(小学校中・高学年)
変わり続けるもの。いつまでも変わらないもの。
- 掲載日:2022年2月1日
科学者の目
- かこさとし/文と絵
- 童心社
みなさんは、月のクレーターの名前になっている日本人科学者がいるって知っていますか。この本では、新しい発見や研究で、人類のあゆみを進歩させた古今東西の科学者41人を紹介しています。この科学者たちは、偉人である前にひとりの人間で、わたしたちと同じように、なやみや弱みをもっていました。なかには研究を発表した時にはだれからも相手にされなかったのが、何十年も後になって見出された人もいます。彼らの目は何を見ていたのでしょう。
一富士茄子牛焦げルギー
- たなか しん/作・絵
- BL出版
一富士二鷹三茄子ということわざを知っていますか。新しい年の最初の夢の中でこれらのものが出てくると良いことがあるとされています。ぼくのおとんが見た初夢は、なぜか富士山から願いをかなえてやると言われて、トースターで焼くもちが焦げないようにしてくれというものでした。富士山からもうひとつ願いを聞いてやると言われた、おとんからの話を聞いてぼくが思いうかべたものは…。
カブトムシの音がきこえる 土の中の11か月
- 小島 渉/文 廣野研一/絵
- 福音館書店
みなさんは、あかちゃんだったころから、どんなふうに変わりましたか。せがのびて、手足が大きくなって……これからもまだまだせいちょうするでしょう。カブトムシの一生は人間よりずっと短くて、わずか1年です。そして、そのうちのやく11か月を土の中でくらします。ツヤツヤして、りっぱなツノのあるすがたは、カブトムシの一生のごく一部なのです。いろいろな研究で、これまで知られていなかったようちゅうたちの土の中でのくらしぶりがわかってきました。