としょかんだいすき(小学校中・高学年)
ふしぎがいっぱい
- 掲載日:2023年7月26日
リブリアの魔女
- 日野祐希/著
- くらはしれい/絵
- アリス館
メノアは幼(おさな)いころのある出来事から魔導師(まどうし)を目指していました。夢(ゆめ)を叶(かな)えるには、少ない弟子入りのチャンスをつかみ、つらい修業(しゅぎょう)の後、師匠(ししょう)から認(みと)められなければなりません。ところがメノアは、そのアピールの当日に病気になってしまったのです。大ピンチのメノアのお願(ねが)いに従妹(いとこ)は悩(なや)んだすえ、天才魔導師で魔導書職(しょく)人のシェリルを紹介(しょうかい)してくれました。
1か月後の弟子入りテストにむけて修業するメノア、真っすぐな思いは、夢につながったのでしょうか?
まよなかのゆうえんち
- ギデオン・ステラー/作
- マリアキアラ・ディ・ジョルジョ/絵
- BL出版
森の近くに、移動(いどう)遊園地がやってきました。暗い夜に、遊園地の光が明るくかがやいています。たくさんの人が遊んでいる様子を、動物たちが木のかげからそっと見ています。やがて人びとが帰り、電気が消されて暗くなった遊園地に、だれかが集まってきたようです。真夜中の遊園地は、一体どうなるのでしょうか?
この絵本には、文字はありません。絵だけでおはなしが進みます。ぜひ、ページのすみずみまで、じっくり見てみてください。
世界の魔よけ図鑑
- 三国信一・土谷輪/監修
- 本作り空Sola/編
- 岩崎書店
人びとは昔から、悪いものから身を守り、幸運をねがって、さまざまな「魔(ま)よけ」を生み出してきました。それらは、見たこともないものもあれば、神社のお守りや節分(せつぶん)の豆、クリスマスリースなど、わたしたちの身近な生活のなかに根づいているものもあります。
この本には、たくさんの写真がのっていて、日本だけでなく、世界中の「魔よけ」のなり立ちや役割(やくわり)がわかります。