としょかんだいすき(小学校中・高学年)
これからの季節に読みたくなる本たち
- 掲載日:2018年9月1日
くまと仙人
- ジョン・ヨーマン/著 渡辺茂男・渡辺鉄太/訳
- のら書店
のんびりしたおひとよしのクマは、森の動物たちにもばかにされるほど毎日しっぱいばかりしています。
一方長い人生のあいだに数々のちしきをしゅうとくした仙人は、個人教授をぼしゅうしています。森の小道でクマは仙人と出会い弟子入りするのですが・・・。
あたたかくあいじょうあふれるイギリスのユーモアをたっぷりとお楽しみ下さい。
キノコのカミサマ
- 花形みつる/作 鈴木裕之/絵
- 金の星社
パパは、にこにこ食品株式会社の研究員で、ただいまたんしんふにん中。駅の改札を出たタケオを出むかえてくれたのはパパ、じゃなくて、キノコだった。ここはキノコの村。
タケオはこの村で、ボブ・マーリーのようなヘアスタイルのおじさんに出会った。ボブ・マーリーというのは、レゲエという音楽のジャンルで超有名なミュージシャンのことだ。そのおじさんは自分のことをカミサマだという。
この村には不思議なことがいっぱい!たくさんの村人に出会って、あなたも不思議な体験をしてみませんか。
可能性は無限大-視覚障がい者マラソン道下美里
- 高橋うらら/文
- 新日本出版社
道下美里さんは中学三年生の時病気で右目が見えなくなり、その後左目もほとんど見えなくなりました。小学生の時は走るのが決して速くありませんでしたが、盲学校でマラソンを始め、努力してついに2016年のリオデジャネイロパラリンピックで銀メダルを取りました。この本は美里さんと、応援してくれるなかまや伴走者との出会いやきずなが書かれています。
スポーツの秋。みなさんも何かスポーツを始めてみませんか?がんばれば美里さんのようにメダルが取れるかもしれませんよ。