としょかんだいすき(小学校中・高学年)
~夜が長くなったので…~
- 掲載日:2021年9月1日
月夜のキノコ トガリ山のぼうけん(3) 新装版
- いわむらかずお/著
- 理論社
トガリネズミのトガリィじいさんのもとに、今夜もキッキ、セッセ、クック、3びきの子ネズミがやってきました。「よぉし、トガリ山のぼうけんの、つづきをはじめよう」
今夜のお話はトガリィじいさんと、てんとう虫のテントの大冒険。夕方から夜にかけての、トガリ山でのいろいろな体験が語られます。ヤマバトの夫婦の話、日暮れ時のネコの話、キツネに襲われそうになったあとでヒメネズミと出会った話……。中でも、キノコのお話はスリル満点!
月夜の晩に起こったちょっと不思議なお話、月あかりの下で読んでみませんか。
月学 伝説から科学へ
- 稲葉茂勝/著
- 今人舎
夜空に浮かぶ月。他の星に比べてとても大きく見えます。
月は地球から一番近くにある星で、地球以外で人間が足を踏み入れた、ただひとつの星です。一番近い星といっても、月と地球の間には地球を30個も並べたぶんの距離があります。
この本には、月の形や大きさが変わることや、日食や月食が起きる理由などが書いてあります。昔の日本の人たちが、どれだけ月と親しく付き合っていたかもわかりやすく書いてあります。
月にくわしくなったら、もう一度夜空を見上げてはどうでしょう。
ぼくと母さんのキャラバン
- 柏葉幸子/著 泉雅史/絵
- 講談社
最近、母さんの様子がおかしいと思っていたら、ある夜、母さんはぼくに何も言わずどこかへいってしまった! その夜あらわれたのは、ぼくと同じくらいの大きなしゃべるねずみだった。このねずみも母さんをさがしているらしい。母さんは、このねずみたちにたのまれて、らくだのキャラバンをひいて、ある荷物を日吉山へはこぶことになっていたというのだ。
ぼくは母さんのかわりをすることになったが、いつものぼくの町のはずが、おかしなものが次々あらわれて…。ぼくは無事日吉山へたどりつけるのか?!