としょかんだいすき(小学校中・高学年)
冬休みによんでみよう
- 掲載日:2019年12月1日
つらら
- 伊地知英信/文 細島雅代/写真
- ポプラ社
みなさんは「つらら」を見たことがありますか?
寒い冬の日、屋根につもった雪がとけて、水がたれています。その水が、夜の寒さで、氷になってできるのが「つらら」です。「つらら」は、ほかにもいろいろな場所で、いろいろな形でできあがります。この本は、うつくしい写真で、そのすがたを見ることができますよ。「つらら」のつくり方も書いてあります。どこかで「つらら」を見たら、この本をひらいてみてください。
モノ・ジョーンズとからくり本屋
- シルヴィア・ビショップ/作 三辺律子/訳 平澤朋子/絵
- フレーベル館
11歳のモノは、小さいときに本屋さんに置き去りにされた女の子。そのまま本屋さんのジョーンズ一家に引き取られたけれど、今ではこのお店での暮らしが気に入っています。だけど、実はモノには、仲良しのお母さんやお兄ちゃんにも言えない秘密があるのです。そんなある日、新聞に「モンゴメリー本の王国」という世界的に有名な書店を、抽選で当たった人にゆずるという記事がでて…。本と本屋さんをめぐる大冒険!モノの活躍をお楽しみに!
ちゃいろいつつみ紙のはなし
- アリソン・アトリ―/作 松野正子/訳 殿内真帆/絵
- 福音館書店
新聞屋さんのたなの上でねむっていた、ちゃいろいつつみ紙。クリスマスが近づいたある日、いっけんの家へつれていかれました。おばあさんへのおくりものを、ちゃいろいつつみ紙でこづつみにするためです。ゆうびんで送られていったそのときから、ちゃいろいつつみ紙の旅は始まります。おばあさんのおうちにおくりものを届けたあとは、どうなるのでしょうか。
みなさんは、おくりものをもらったら、つつみ紙はどうしていますか? つつみ紙は、みなさんへ大切なおくりものをとどけるために、遠くから旅をしてきているかもしれませんよ。