としょかんだいすき(小学校中・高学年)
緑いっぱいのきせつになりました。木かげで読書をしたら気持ちがよさそう!
- 掲載日:2018年5月1日
森の石と空飛ぶ船
- 岡田淳(作)
- 偕成社
学校で助けた白いネコにみちびかれて、ふしぎな島「サクラワカバ島」へ行ったシュン。けれど、島には危機がせまっていました。緑いっぱいのサクラワカバ島の「森の石」をねらうロボットたちからすきな島を守りたい!シュンと仲間たちの、たたかいが始まります。
この本のすごいところは、シュンたちといっしょに、本当にふしぎな世界にいるような気持ちになれること。しかも別シリーズから何人も登場して、この物語につながっているのです。
本の世界に入って、だいぼうけんしたい人におすすめです。
みどりの町をつくろう
- アラン・ドラモンド(作)まつむらゆりこ(訳)
- 福音館書店
「みどりの町」はアメリカのカンザス州、グリーンズバーグにあります。グリーズバーグのグリーンは「みどり」、バーグは「町」という意味もあるけれど、自然のめぐみを大事にして、未来をめざすアメリカで一番の「みどりの町」です。
グリーンズバーグはたつまきという大きい災害をのりこえて、みどりの町をつくることを決めました。
わたしたちは災害にあったとき、どうすればよいのでしょうか。グリーンズバーグの人たちが考えるきっかけをあたえてくれます。
森ねこのふしぎなたね
- 間瀬みか(作)植田真(絵)
- ポプラ社
小学校からの帰り道、タツキは、あたまの先からしっぽの先までみどりいろの、ふしぎな子ねこに出会います。
「すてきなたねはいかがですか?」みどり色の子ねこが持っていたのは、森のたね。土も水も光もいらない、木でできたものの上におくだけで森が生えてくるというのです。
タツキは、まさかと思いつつ、どんぐり五つと森のたねをこうかんし、えんぴつの上にひとつぶおいてみることにしました・・・。
みどり色の森ねこに出会いたくなる、わくわくふしぎなおはなしです。