おすすめの本
一呼吸おいて(5月)
- 掲載日:2024年5月15日
新年度が始まり、春から生活に変化があったという方も多いでしょう。
色々疲れたなぁと感じた時、ふとしたきっかけが気分転換になるかもしれません。
例えば……本を読んで、一呼吸おいて。気持ちを和らげてみてはいかがでしょうか。
世界カフェ紀行 5分で巡る50の想い出
- 中央公論新社/編
- 中央公論新社
- 2023年2月
忙しくて一旦落ち着きたい時、今悩んでいることから離れて一呼吸おきたい時、私はよく温かいお茶を飲んでほっと一息入れます。
自宅で飲むのも良いけれど、外の空気を感じながらカフェでお茶するのも、気分転換になって良いのでは?
この本はそんなカフェにまつわる想い出がたくさん詰まったエッセイ集です。作家や学者など様々な分野で活躍する方々が、世界中のカフェに行って思ったこと、感じたこと、ちょっとびっくりする出来事が色鮮やかに描かれています。
ひとたび読めば、旅気分。肩の力も抜けて、ほっこりした気持ちにしてくれます。
そんなとき隣に詩がいます-鴻上尚史が選ぶ谷川俊太郎の詩-
- 谷川俊太郎/著 鴻上尚史/著
- 大和書房
- 2018年9月
こちらの本では、劇作家・鴻上尚史氏が、「さみしくてたまらなくなったら」「毎日、しかめっつらだけになったら」など、心の症状に合わせて、処方箋としての谷川俊太郎氏の詩をセレクトしています。ページをめくれば、鴻上氏のエッセイに共感を覚えたり、教科書で読んだことのある詩に懐かしさを覚えたり、紡がれた言葉が心に届いたりするかもしれません。そしていつか時を経た後、ふとこの季節に出会った言葉を思い出すことがあるかも。詩という選び抜かれた言葉には、心に残る不思議な力が宿っています。
暮らしをたのしむハーブ手帳
- ウェルドン・オーウェン/著
- 高浜真理子/監修 堀口容子/訳
- 日本文芸社
- 2019年2月
手のひらサイズでとても見やすいハーブ手帳。美しい緑の表紙に惹かれてページをめくると、可愛らしい小花や繊細な葉の写真が目に飛び込んできます。色とりどりの香りのある草たち〝ハーブ″は、キッチンで栽培して料理に生かしたり、乾燥してポプリとして香りを楽しんだり、私たちの生活を彩り豊かにしてくれる存在です。ベランダなどの小さなスペースでも育てられるので、栽培してみるのもおすすめです。
本書にはそれぞれの特性や活用方法がわかりやすく紹介されているので、ゆっくりとお茶を飲みながら読んでみてはいかがでしょうか。