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ペットに感謝を伝えよう!!(11月)

  • 掲載日:2021年11月15日

11月には、ワンワン(11月)、ニャンニャン(22日)の語呂合わせから、「ペットたちに感謝する日」があるんです!
いつも私たちに元気と無限の愛情と笑顔、そして癒しをくれる、かけがえのない愛するペットたちへ、この機会に「一緒にいられて良かった!」、「大好きだよ‼」という気持ちを思いっきり伝えてみてはいかがですか?

作家の犬

作家の犬

  • コロナ・ブックス編集部/編
  • 平凡社
  • 2007年6月

自宅で過ごす時間が増えた今、ペットを飼い始めた方も多いのではないだろうか。
ペットとして一番に思いつくのはやはり「犬」か「猫」だろうか。
個人的に私は犬派なので、犬にまつわる図書を紹介したいと思う。
 人気作家や一見むずかしい顔をした作家をはじめ、多くの作家たちにも愛犬家は多い。
もちろん犬嫌いの作家もいる。芥川龍之介と太宰治は犬がとても怖かったそうだ。
檀一雄は愛犬を「言葉の無用な家来共」といい、遠藤周作は「犬たちが僕を慰めてくれる」と書いている。
米原真理は飼っていたピレネー犬「ボン」を“第一秘書”と呼んでいたそうだ。
 この【作家の犬】シリーズ3冊【作家の犬】【作家の犬2】【作家と犬】には、大切な友(犬)との様々なエピソードが愛情こめて綴られている。
所々に紹介されている写真には愛犬と一緒に写った作家の笑顔も見ることができる。
写真にうつる作家は、誰もが優しい眼差しばかりだ。
愛犬家の方もそうでない方も、作家と犬との素敵な関係をぜひお楽しみいただきたい

荒汐部屋のすもうねこ モルとムギと12人の力士たち

荒汐部屋のすもうねこ モルとムギと12人の力士たち

  • 荒汐部屋/著 安彦幸枝/写真
  • 平凡社
  • 2016年11月

この本には2匹のねこが出てきます。
荒汐部屋は、元小結・大豊おおゆたかが平成14年(2002年)に中央区日本橋浜町に開いた若い相撲部屋で、力士たちはみんな相撲道に精進する毎日を送っています。そんな力士たちに囲まれて、この相撲部屋に一緒に暮らしているのは、2匹の看板猫の“モル”と“ムギ”です。
毎日の稽古も見守るモルは、荒汐部屋の“猫親方”‼
相撲の世界では、親方と関取以外は座布団に座れないしきたりなのに、稽古場にはモル専用の座布団があり、「猫親方 モル」という看板も、しっかりと稽古場の扉に下がっています。
一方、モフモフ&フワフワの毛と、クリクリのお目目のムギは、“癒し”担当。ただ、ムギはガラスのハートの持ち主だそうで、人見知りのため3階の部屋から一歩も出られず、戸には「部屋番 ムギ」の看板がかけられています。
本の中には荒汐部屋の「おかみさんが語る相撲部屋物語」も綴られており、この2匹がどれほど部屋のみんなに愛されているかが伝わってきます。
力士たちと2匹のねこが一緒に歩んできた、温かな物語がおさめられた1冊です。

写真でわかるかわいいは虫類・両生類の飼い方

写真でわかるかわいいは虫類・両生類の飼い方

  • 川添宣広/編著
  • 誠文堂新光社
  • 2012年10月

ペット人気不動のトップ2、犬と猫。
ふわふわとした毛、愛らしい仕草や鳴き声など、魅力を挙げればキリがなく、人類と長い歴史を共に過ごしてきたことにも納得がいきます。
とはいえ、賃貸で犬猫NGだったり、アレルギーがあったり、散歩に行く時間をとれなかったり…と、「ペットは飼いたいのに、泣く泣く諦める」なんて人もいるかもしれません。
そこで私がオススメしたいペットが、は虫類・両生類!
最近だと、東京オリンピック女子ボクシングの金メダリスト・入江聖奈選手のカエル好きが話題になり、そこで興味を持たれた方もいるのではないでしょうか?
彼女の飼っているツノガエルは、“動かないカエル”としてもお馴染みで、ぽってりとした体にちょこんと生えている手足がとても可愛いカエルです。
この本ではカエル以外にも、は虫類ペットとしてお馴染みのカメや初心者でも飼いやすいヒョウモントカゲモドキやコーンスネークなど、ペットショップなどで出会うことのできるは虫類・両生類たちが紹介されています。
べったりスキンシップは楽しめませんが、程よい距離感で静かにそこにいてくれるさっぱりとした関係も素敵ですよ。